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大阪府高校受験備忘録その1 家庭編

高校受験は地域性が高いので
ここでは大阪府の高校受験について備忘録がてら書いていきます。

塾や学校についてはまた書きます

やりたい部活orやりたいことがあってこの高校に!みたいなすばらしいお子様向けではなく
高校はいかなきゃね みたいなお子様をお持ちのご家庭向けです

■大前提■
子供は勝手に一人で勉強するようにならない

なにかきっかけや
やりたいことがあればするようになりますが
それでも勉強するようにはなりません

お互いの為にも、なるべく
「勉強しなさい」「宿題やったの?」
といわないほうがいいです

そうです!
言ってもやらないから!

ただし、テスト前には声掛けしましょう
内申点って知ってる?」と

基本的に内申点がある程度ないと
学校の先生が「落ちますよ」といい
模試の点数が悪ければ
塾の先生が「無理ですね」といいます(笑)

いろいろ言われますが
定期テストの成績は大事です
中3になって苦労しないように声かけだけはしておきましょう

■はやめに家庭のお金事情と経済の見通しについて話しておく■
大阪府の場合、私立高校も授業料無償化となってます
ただし、授業料だけです
制服代や教材費やPTA会費については別途必要です

私立高校経由で国公立大学ならいける
大学浪人は無理
公立高校から国公立大学なら奨学金なしで(児童手当などある)
私立高校→私立大学いけるので 有名私大系の高校にして内部進学して
など
ご家庭のお金事情を先に子供に開示しておきましょう

経済見通しというのは
好景気になりそう 不景気になりそうなどです
新型コロナ前は私立高校にはいる子が多いですが
新型コロナ以降公立人気がまた出てきています
意外と公立高校の倍率は 景気に左右されるのでこの辺りも
だいたいの予測として話しておきましょう

我が家の場合は
中2で新型コロナにあたりましたので
「景気がよくなさそうなので公立高校人気」
「お金事情的に公立高校→国公立大学希望」
「バイトしながら私立大学でもいいけどこれは流動的」
(児童手当あるけど私立大学だと入学時にとんでいく)
など で
公立1志望 落ちたら私立の併願
公立高校もなるべく文理科orそれにちかい高校で

■進学実績はみておく(普通科)■
高校の進学実績というのは
結構 残酷に現実をみせてくれます

この辺だとそもそも国公立大はむり
この辺だと私立大学でもこのへん
ここだろそもそも大学進学できればいいほう
など 見せてくれます

大阪の場合は
文理科というわかりやすい 地域1番校がありますので
北野・天王寺をのぞいてちかい文理科の実績とくらべれば
いいんじゃないでしょうか

大阪府は学区なしなので
文理科でも序列がありますが
まあそれはそれで・・・

■塾は通信教育か■
これはお子さまとご予算ときめてください
部活と塾の両立というのは
結構大変だと思いますので
メンタルのケアを一番にかんがえてあげるといいと思います。

受験のノウハウについては
地域の塾のほうが情報は多いように思います

高校受験って
大学入試とちがって地域性があるので
この辺はなんともというところでしょうか