考えたヒント

日々是考えたこと

読書感想文というか作文に対する誤解

いい文章には型がある (PHP新書)
吉岡 友治
PHP研究所
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上の本からの引用ですが

作文が「自由に発想すれば出来上がる」という思い込み。

「子どもの自由な発想と表現」と言っても実態は「大人が『子供らしくていいな』と感じる発想と表現」にすぎない。

 

読書感想文と書くと

読んだ本の感想と思いますが

実際は違います。

 

本を題材にした自己紹介 でもいいですし

本を読む前と読んだ後の自分の違い ということを

書くほうがいいでしょう。

 

こどもちゃれんじや子供向けの宿題克服系の本には

ほとんどが

読書感想文→本を読む前と読んだ後の自分の(行動・考え)違い・変化を書く

というふうになっています。

 

子どもの自由な感想ではなく

本を読んでこう変わった こう感じたからこうしよう

というのが主題にくるべきなのです。

 

だからこそ

「おもしろかった」「つまらなかった」

「たのしかった」「たいくつだった」

というお子さんに一言をふくらましていく必要があるわけです。

 

感想を書くというのは

非常にむずかしい作業です。

 

特に小学校低学年には、難易度がかなりあがります。

 

漢字もほとんどならっていない

宿題はひらながばかり(笑)

 

時間があれば

本を読む

思ったことをしゃべる

(録音しておく)

書き起こす

並べる

という作業をして、感想文をパズルみたいに

組み立てるのがいいと思います。

 

一度にやらずに

分解作業でやるほうが早かったりします。

 

うちの場合は 2日ですが

時間的には4時間くらいです

(集中力がとぎれがちになりますよね・・・)

 

まあ 時間がない場合は

それでも感想文が書けない人へ

http://smilesignal888.hatenadiary.jp/entry/20130828/1377697715

を参考にしてくださいね